せつのなんでもない日常。

気まぐれなつぶやき

懐かしくなるのが早すぎる? 

最近、赤ちゃんを抱っこする機会があって、久々に抱っこさせてもらったら、「ふわふわで、なんて可愛いんだ!」と感動した。我が子は20キロを越えた今も抱っこやおんぶ、肩車をするときがあるので、我が子と赤ちゃんの重さの違いに衝撃を受けたのと同時に、あまりの軽さに驚いてしまった。横抱きした時のふんわりとした重さに懐かしさを覚えた。

 

ちょっと前まで日々、ゼイゼイしがら昼夜問わず抱っこしていたのが、遠い昔のように思えてしまうが、それを夫に話したら「懐かしむの早すぎない?」と言われてしまった。確かに、まだ両手で数えられるほどしか年月は経っていないのだが、それでも日々がむしゃらに子供と向き合ってきて、子供自身が自分でできることも増えてきたところで、あの全てを委ねられている様な感覚はもう感じることは少ないんだろうなと思う。

 

言葉もなく、泣くことで色んなことを伝えてくれるあの時期がとても懐かしい。当時は本当に寝不足で確かにしんどい記憶もあるのだけれども、今と比べると滅入ることはほとんどなかったように思う。

 

日々、必死であったというのもあるが、毎日新しい気づきがあったり、コロコロと変わる表情に毎日写真を撮って記録していた。ミルクを飲まなかったため授乳をしていたので、1歳半くらいまでは日々の記録をノートに細かく記入もしていた。

 

子供が一人だけというのも、懐かしさを強く感じる要因だと思う。2人目、3人目と子育てが連続して続いていたら、ここまで振り返る余裕もなかっただろうし、現在進行形で大変だからそれどころではないと感じていただろう。

 

今、同じように向き合って一から子育てできるか?と聞かれたら体力的に厳しいものがあるだろうというのが正直な話だ。そもそも、陣痛の痛みを未だに強烈に覚えているので、肝を据えて出産に挑むのはゼロに等しい。本当に出産を沢山経験されている他の親御さんたちはすごいなと尊敬する。