何となくの感覚だが、産後からほぼ毎日のように何かしらやらかしている。
注意力が散漫になってしまったのか、キャパオーバーなのか、何なのか。
今年に入ってから２回も車のバッテリーを上げてしまったり、「◯◯買ってきてー」と口頭で頼まれたものをすっかり忘れてしまったり、魚に朝ご飯をあげるのを忘れてしまったり、料理を焦がしてしまったり、嗚呼、日々のことを上げ出すとキリがない。
魚に餌をあげ忘れた日は、帰宅するといつも以上に魚たちがわぁーっと寄ってくるので「ごめん！朝、ご飯あげるの忘れてごめん！」と会話しながら餌をあげている（元々、犬猫を飼っていたこともあって、いきものに普通に言葉で話かけてしまうタイプの人間です。。。）。
独り身の頃は自分の予定だけを把握しておけばよかった。
当時のシフトは早朝から遅番までの変動性ではあったが、ほぼ毎日のようにシフトに入っていたし、アプリにも入れていたから遅刻や忘れることは無かった。
それと彼氏（現在、夫）の休日は固定だったので、アプリのカレンダーで塗りつぶしておいた。
予定といえば、時々友達と予定を合わせて遊びに行くくらいで、それ以外の自分の予定は突発的に出かけたり、ほぼその日の気分で行動していた。
ところが、結婚して子供ができて、気づくとカレンダーは３人以上の予定でびっしり埋まっている。
夫の予定、子供の予定、実家の予定、祖母の予定、義実家の予定。
予定にも色んな種類があるので、病院だったり、提出日だったり、立ち会いだったり、大工さんや水道屋さんが来る日だったり。
自分ひとり＋もう一人分くらいならスケジュール管理が何も気にせず出来ていたが、人数がどんどん増えていくと、その分あれこれ考えることも増えたりするわけで、そうして段々と「あれ？私、スケジュール管理とかマルチタスクとか、慎重に行動する事がもしかして苦手？」と、ハッと気付かされる場面が増えた。
「あ！忘れてた！ごめん！」という度に家族に「もー何やってんの」的な事を言われてしまう頻度も増えてしまって、「そういえば、仕事ではミスしないようにチェックリスト多様してたし、自前でマニュアルも作ってたし、人よりメモ取りまくってたな。。。」と、ふと我に返った。
「そもそも私生活でマニュアルも何もないですやん」と白目剥きそうな自分がいる。
「あれするな、これするな、調子に乗るな」の三拍子で罵倒されて育ってきた環境だったが、実際問題、出来ないと出来ないで罵声が飛んでくる状況だったので、本を読んだり、人に聞いたり、調べたりして何とか「普通の人が普通にこなしていること」を出来る様にする１０代を過ごしたが、やはりまだどこか抜けているのだ。
料理はどうにかこうにか覚えた、家事も主婦雑誌や生活系の本を読み漁って、出来るようにはなった。
とにかく、この毎日何かやらかしてしまう不注意さをどうにかせねば。
家を出るときは「火の元ヨシ！餌やりヨシ！電源OFFヨシ！持ち物ヨシ！戸締りヨシ！」と仕事猫のように点呼確認して、ついでに鍵も閉めたらガチャガチャとしまっているか確認している。
そうしないと、無意識に行動していた場合、後で「戸締まりしたかな？火、消し忘れてない？」と出掛け先でソワソワしてしまうからだ。
側から見てぼんやりしている時ほど、頭の中がフル回転だったりする。
「あれしなきゃ、これしなきゃ、あーあれ無かったな買いに行こ、今日の献立どうしよ、学校で◯◯必要だから用意しなきゃ」と色々考えているのだけれど、家族にはフリーズしていると思われている。
『本当にフリーズしているときは、目を閉じてるから。。。』と思いつつも、頭の中でゴチャゴチャ考えごとをしているときに、ちょうど何かを話かけられていたりして、「ごめん、聞こえてなかったからもう一度教えて。」と言うことも多々。
注意力は散漫だし、過集中はするし、「いつも、いつもごめん」と言う気持ちで一杯だ。
ただ、有難いことに世の中にはハウツー系の書籍や動画がたくさんある。
頭の中をどんな風に整理すればいいのか、家事の段取りはどうすればいいのか、こんな時子育てでどうしたらいいのか、こんな特性がある人は何に気をつければいいのかと説明してくれる。
もちろん、情報の正確性や自分に合う合わないもあるだろう。
でも、満遍なく知識を得るためには、それが私にはとても必要なものだし、知識も経験も乏しい自分には最高のマニュアルだったりする。
「嗚呼、つくづく自分はマニュアル人間なんだな」と思う。
もしくは「マイルールやルーティンに実は拘りがあったんだな」と気付かされる。
今日も朝からバッテリー上がりで、ドッと疲れてしまい、気持ちを落ち着けるためにこうしてぼんやりブログを書いているのだが、幸い予定がなくて良かったが、もう本当に毎回パターンの違う不注意さ加減を露呈している。
とりあえず、頭の中をスッキリさせるために、時間を決めてノートに一気に書き出してみようかな。
