長期連休だと喜んだのも束の間。
気づけばもう半分はとうに過ぎている。
休日らしいお出かけと言えば、子どもと一緒に絵本屋さんに行ったくらいだろうか。
それ以外は、なんだか色々バタバタと忙しく、頼まれた買い物をこなしたり、ネットの契約をしたり、荷物を整理したり、ワクチンの予定が入っていたので体調を崩したりと、あまりに目まぐるしい日々だった。
唯一、絵本屋さんでゆっくりお茶をしながら、絵本を堪能できたのは救いだった。
家でぼんやりしながらお茶を飲む時間があまりとれない生活サイクルなので、『お茶をゆっくり飲む』という時間は私にとってとても貴重で、一番のストレス解消法と言っても過言ではない。
子どももそのお店を好きになってくれたおかげで、子どもはゆっくりとケーキを食べつつ、どの絵本にしようかとゆっくり選んでくれる。
いつもの忙しない食事とは全く違い、お店の中もゆったりとした空気が流れているので、そのお店の空気感そのものが何よりの癒しなのだ。
絵本と言えば、毎日のように絵本を1〜5冊ほど読み聞かせしているが、繰り返し読んでいる絵本はやはり子どもが自分で選んだ本が多い。
絵本屋さんには毎回、子どもと一緒に行って、どれにしようかと選んで、行くたびに1〜3冊は購入している。
自分自身も絵本が好きなので、ついつい収集したくなってしまうというのもありつつ、「これだ!」と思えるものに出会ったらその時に購入するようにしている。
以前、購入しようか迷って、やっぱり気になるからとお店を訪れてみたら、すでに売り切れで入荷待ちということがあったからだ。
そんなわけで、我が家は着々と絵本が増えている。
子ども自身もお気に入りの絵本がたくさんあるので、部屋の一角にちょっとした絵本スペースを作ってみたら、とても気に入ってくれた。
なんとなく「自分が子どもの頃、こんなスペースやこんなものが欲しかった」ということを思い出しながら場所を作ったり、物を作ったりすると自分の想像以上に子どもが喜んでくれたりする。
壁面を生かしてちょっとした隠れ家のようなスペースにしたのだが、熱心にポケモン図鑑を開いて「ぽけもんけんきゅうしてるよ!」とポケモンについて説明してくれたり、自分で絵本を音読していたり。
子どもが生まれてから私自身も絵本を抵抗なく読めるようになったので、空想の世界にどっぷり浸かれる絵本の時間は癒しだな、としみじみ思う。